新型コロナウイルスの影響で、健康面への関心は高まっています。
少しでも免疫に繋がる食生活が出来たら…。そう考える方も少なくないのではないでしょうか。
ノニは免疫力アップに期待ができるスーパーフルーツです。
それは、ノニが抗酸化作用や免疫細胞の働きを高めてくれるから。
今回の記事では、免疫機能が下がると私たちの身体はどうなるのか、ノニが免疫機能に対してどのような働きをするのかを栄養成分から解説。
ノニに限らず、どうしたら免疫機能を高められるかがわかります。
免疫機能が下がると体はどうなるのか?
私たちの身体には免疫機能があり、健康な状態を保ってくれます。
しかし、仕事で毎日帰りが遅くゆっくり休めない、ストレスがMAXな状態、食生活が乱れている…などそんな生活をしていると免疫機能は次第に下がっていきます。
免疫機能が下がると、身体は次のような症状を発症します。
- 感染症にかかりやすくなる
- 肌荒れしやすい
- アレルギー症状が出やすくなる
- 疲れやすい
仕事で大変な中、きちんと生活ができないと感染症のリスクや、疲れで体調を崩しやすくなってしまうのです。
どうして免疫が下がると身体を壊すのか?
そもそも免疫とは?
そもそも免疫機能が下がるとどうして体調を崩すのでしょうか。
それにはまず「免疫とは何か」をご説明しますね。
免疫とは、ウイルス、細菌など悪影響を及ぼすものから身体を守るもののこと。
ウイルスや細菌が侵入したときに身体は2段階の免疫でウイルス・細菌をやっつけます。
まず、鼻や目、口といった粘膜にある粘膜免疫が、外からウイルスの侵入を防ぎます。
それでも侵入してきたウイルスは、すぐに攻撃する自然免疫と、どんなウイルスなのかを分析してからそのウイルスに合った攻撃をする獲得免疫で守ります。
「免疫」と一言でいっても病原体が侵入したときからと、体内に入ってきてからで違った免疫が戦っていたのですね。
免疫が下がる原因
身体はこんなに頑張ってくれるのにどうして免疫が下がってしまうのでしょうか。
よく、ストレスや食生活の乱れと言いますが、それらがどうして免疫を下げる原因になるのかお話します。
それは活性酵素です。活性酵素とは体内で発生している酵素のこと。
通常であれば細菌から身体を守る酵素で必要なものですが、過剰に発生すると身体に悪影響を与えます。
活性酵素は増えすぎると、細胞や内臓などを傷付け、老化や病気を発症する原因になります。
この活性酵素は食生活の乱れやストレスなどで増えてしまうのです。
つまり、ストレスをためると活性酵素が増え、身体を攻撃してしまうため、免疫力が低下してしまいます。
ノニの抗酸化作用は免疫機能に対してどのような働きをするのか?
抗酸化物質が活性酵素にくっついて取り除く(ポリフェノール)
では、ノニは免疫機能に対してどのような働きをするのでしょうか。
ノニには抗酸化成分のあるポリフェノールが含まれています。
この抗酸化成分の働きは活性酵素にくっついて、取り除くこと。
細胞を傷つける活性酵素を除去し、免疫力を保ちます。
ポリフェノールは抗酸化作用の高い成分。
そのポリフェノールが含まれているノニは抗酸化作用が期待でき、免疫機能に対しても効果的です。
白血球を強化する(ビタミンC)
ノニにはビタミンCも含まれています。
ビタミンCにも抗酸化作用があり、ウイルスや細菌を破壊します。
それだけでなく、ビタミンCは血液中の白血球の働きを助けることも。
白血球は体内に侵入したウイルスなどを死滅させます。
また、白血球の一種であるリンパ球もビタミンCが働きを助け、リンパ球はインターフェロンというタンパク質を作ります。
インターフェロンもウイルスそのものを攻撃。
ビタミンCはウイルスを排除、また排除する働きのある白血球を助ける動きをするため、免疫力を高めるために必要な栄養成分です。
免疫細胞の働きを活性化する(プロキセロニン)
プロキセロニンという成分があります。
プロキセロニンは体内でプロキセロナーゼという酵素によってキセロニンという成分に変換されます。
新陳代謝の促進や、細胞の損傷を修復する働きをします。
細胞の修復がされるということは、免疫機能を高めてくれるということです。
プロキセロニンが含まれている食品は少ないですが、ノニには含まれています。
まとめ
なかなか毎日の仕事や家事が忙しい中で、睡眠・食事と生活のすべてに気を使って過ごすのは難しいことです。
何かが欠けてしまったとき、ノニは身体の栄養を補う存在になってくれます。
ノニにはポリフェノール、ビタミンC、プロキセロニンといった免疫機能アップに効果的な成分が含まれていました。
すでに生活に気を使っている人も、免疫が下がっていると感じて何か探している方も、ノニが健康の支えになってくれるかもしれません。
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