自宅で作れる発酵食品といえば発酵ジュースです。
特別な材料は必要なく、台所にある果物や野菜で簡単に健康にいい酵素をたくさん含んだ発酵ドリンクを作ることができます。
発酵ジュースについて知って、日常生活に取り入れてみませんか?
普通のジュースと発酵ジュースの違い
普通の果物や野菜を使ったジュースは、搾ったりジューサー、ミキサーにかけたりして果物や野菜を丸ごとダイレクトに液体化したものです。
これはこれで美味しくて健康に良いのですが、作ったらすぐ飲まなければなりませんし、毎日飲むとなると果物や野菜の量はかなり必要です。
毎回のコストも手間もかかります。
これに対して発酵ジュースは、瓶詰めの要領で作るジュースです。
ある程度の量を作り保存することを前提に作るので、完成してしまえば毎日飲むことができます。
普通のジュースも発酵ジュースも、果物や野菜を液体という形で手軽に取ることができるのは変わりません。
しかし、発酵ジュースは普通のジュースにはない酵素がたっぷり入っており、アンチエイジングや疲労回復にぴったりという特徴があります。
発酵ジュースの最初の仕込みには少し手間はかかりますが、仕込みが終わってしまえばほとんど面倒なことはありません。
自宅で手軽に発酵食品を楽しみたい方には、気軽に挑戦できるのが発酵ジュースです。
発酵ジュースを飲むメリット
発酵ジュースを飲むメリットは、体内に酵素を手軽に取り入れられることです。
酵素は代謝をする上で必要な物質で、もともと体内にストックがありますが歳を取れば取るほど消費します。
40歳くらいでストックが尽きると代謝が落ち、疲れやすくなったり太りやすくなります。
いつまでも元気よく若々しくいるためには、体外から酵素を摂取し続ける必要があります。
酵素が多く含まれている食品といえば発酵食品。
納豆や漬物、醤油、チーズ、日本酒、ワインなど発酵食品は日常に溢れていますが、忙しい毎日でなかなかしっかり発酵食品を摂れない人も多いでしょう。
さらに、外食やコンビニ弁当などが多くなると、塩分が非常に多くなります。
塩分は体内の酵素を消費するため、結果として老化が進みやすくなります。
発酵ジュースであれば毎日簡単に酵素を摂取することができますので、忙しい方や食生活が乱れている方でも続けやすいはずです。
発酵ジュースの作り方
発酵ジュースの作り方は実に簡単です。
- 煮沸消毒しアルコールで拭いた保存瓶に果物や野菜を詰める(瓶の8割ほど)
- ミネラルウォーターを瓶の縁3cm下くらいまで入れる
- 蓋を閉め、25℃前後の暗所(日が当たらなければOK)で、夏場で3日ほど、冬場で1週間弱保管する。
- 保管中に気泡が上がってくるようになったら1日1回蓋を開けて空気を入れて、瓶の中を攪拌する。
- 炭酸飲料のように泡が上がってくるようになったら、濾して冷蔵庫で保管する。3〜4日で飲みきる。
これが一番簡単な作り方です。
白砂糖を入れれば甘くなりますし、糖分を微生物が食べるため発酵が進みます。
白砂糖は最初分解されてアルコールになりますが、しっかり発酵すれば甘くて美味しい発酵ジュースの出来上がりです。
白砂糖なしの発酵ジュースより時間はかかります。
リンゴやキウイ、梅、ニンジン、紫蘇、キュウリ、オレンジなど、様々な果物や野菜で作ることができます。
発酵ジュースの注意点
発酵ジュースは微生物によって発酵を進める、つまり菌の働きが重要です。
どのような菌かというと人間の皮膚に住んでいる常在菌を活用します。
つまり、皮膚から菌が瓶に入ってくれないと発酵が進みません。
そのため、瓶の中身を手で混ぜるという方法が一般的です。
菌ですので紙一重の部分があり、発酵ドリンクによる食中毒の可能性がないとは言えません。
家庭で作る場合はあくまで自己責任となりますが、対策としてはしっかりと手指を洗浄消毒してから作り始めること。
無害な常在菌以外のウイルスが紛れ込むのは防がなければなりません。
手の常在菌を使うのに抵抗がある場合は、パン製造などに使う天然酵母などを使うという方法があります。
もしくは既に完成している発酵ジュースから、1さじの液を同じ味のジュースなどに混ぜてシェイクすることでしばらく経つと発酵が始まります。
普通のジュースが発酵ジュースになるのです。
この場合に注意すべきは、瓶やペットボトルの破裂です。
発酵のスピードが思ったより早い場合があるため、1日に1回程度は蓋を開けることを忘れないようにしましょう。
ノニジュースも発酵ドリンク
今回紹介した自宅で作れる発酵ドリンク以外にも、発酵ドリンクが市販されています。
その中で美容や健康にアンテナを張っている女性ならよくご存知なのがノニジュースです。
NONI Organicのノニジュースは、沖縄産のノニを日本国内の工場のみで徹底した品質管理のもとに発酵、熟成しています。
スーパーフルーツとしてのノニの栄養と発酵によるたっぷりの酵素をノニジュースで補給しませんか。
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